総社宮 春祭

平成29年4月8日14時より総社宮にて春祭を斎行致しました。午前中の大雨も神事が始まる前に降り止み、開花が遅れておりました境内のソメイヨシノもちょうど満開を迎え、心地の良い春の陽気に包まれながら各氏神神社の総代、氏子崇敬者、一般参列合わせ約100名程の参列をいただきました。この春祭は各神社に於いて2月半ば頃~4月にかけて行なわれるお祭りでございます。本年もお米を始めすべての作物が豊作でありますこと、無事に秋の実りを迎える事が出来ますことを祈念お祈り申し上げるとても重要な祭事でございまして、一年で一番重要な秋の大祭と平行するお祭りでございます。日本人は古来より、春に収穫を祈り、夏に台風除け虫除けなどを祈り、そして秋の実りに感謝し、秋の大祭として一年でも一番盛大なお祭りを行ってきました。農業と祭りというのは密接な関係にあり、それが2000年以上繰り返し行なわれ、今なお続いてきております。自然を敬い、神を祀るということは日本人の素晴らしい伝統であり文化なのでございます。本年も秋の収穫の時期に向けて、農業が本格的に始まってきております。本年も豊作でありますこと、またご参列の皆様方の御健康と御多幸を心より祈念申し上げております。

神事にて柚木神楽保存会の方々による肥後神楽の奉納、並び巫女舞「豊栄の舞」

「榊舞」 「二剣の舞」

巫女舞「豊栄の舞」

神事後には境内にて弓引き神事を執り行いました。

また直会の席にて、本日参列をいただきました、熊本で活躍されております肥後にわか「キンキラ劇団」のキンキラ陽子様に三味線の演奏並びおてもやん等素晴らしい歌を歌っていただき大いに盛り上がりました。

大変多くのご参列誠に有り難うございました。心より厚く御礼申し上げます。

西浦荒神社プロフィール

西浦荒神社
西浦荒神社
古来から人間は、火に対して畏れの気持ちと感謝の気持ちを持ち、家の守護神として、作物の神として信仰してきました。激しい霊威、神威をもたれているので、火の神、竈の神を荒神と呼んでいます。